City-Tech.TokyoにOpendatasoftのブースを出展しました
2023年2月27日・28日、東京国際フォーラムにてCity-Tech.Tokyoが開催されました。
さまざまなスタートアップ企業が集まり、オープンイノベーションで持続可能な社会を実現するためのイベントです。
PSSはOpendatasoftのブースを出展しました。
Pacific Spatial Solutions は、データカタログサービスをヨーロッパ、北米を中心に展開するOpendatasoft社(https://www.opendatasoft.com)の正式な日本パートナーです。
では、Opendatasoft って?
データポータルの構築、地図化やダッシュボード等のビジュアライゼーション、APIによるデータ連携の機能がオールインワンとなったOpendatasoft
データポータルとは、データカタログの機能を持つホームページのことです。きちんと作られたデータカタログでは、データの一覧から必要なデータを探せるだけでなく、アプリから利用するためのデータの利用方法も併せて記載されているのが普通です。データポータルに掲載されているデータを組み合わせて、独自のアプリを作ってサービスを展開できるようになれば、社会に新たなイノベーションが生まれることになります。
Opendatasoftを用いれば、データ検索・地図表示・ダッシュボード(集計値、グラフ、チャートなど、データを集約して表示したもの)等を組み合わせたデータポータルサイトを簡単に作成することができます。さらに、APIによるデータ連携により、外部のさまざまなシステムとデータを相互連携することが可能です。例えばIoTセンサーで取得されるさまざまなデータとOpendatasoftをAPIで連携することで、リアルタイムのデータを活用し、スマートシティーの土台を構築することができます。
海外の自治体では、Opendatasoftを用いたさまざまな取り組みが行われています。その例をいくつかご紹介します。
◆データの視覚化やセンサーと連携した歩行者数の自動計測/オーストラリア•メルボルン
⚫︎ページ上部のExplore our DataからOpendatasoftに登録されているデータを閲覧することができます。
⚫︎Map Builderでは地図として、またChart Builderではグラフ等のチャートとして、Opendatasoftに登録されているデータを視覚化することができます。
⚫︎センサーによる歩行者数の自動計測データがリアルタイムで収集されており、時系列変化を見ることができます。
◆Healthy City Dashboard/カナダ•バンクーバー
公平で、持続可能、かつレジリエントなコミュニティーを築くための戦略として独自の12のゴールを設定し、市の各種データを指標としてこれらのゴールがどの程度達成できているかをダッシュボードとして表示。
データを視覚化し、さまざまなステークホルダーの間で共有することで、はじめてその活用方法が見えてくることも多いため、Opendatasoftは地理空間情報を用いたオープンイノベーションの土台となります。
日本でもOpendatasoftを活用した事例を一緒に作っていきましょう!