旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
おかげさまで弊社は、2022年10月18日をもちまして、前身のPacific Spatial Solutions, LLCの創業から10周年の節目を迎えることができました。皆さまからの多大なるご支援の賜物と、改めまして御礼申し上げます。
2023年は地理情報の3次元、4次元、バーチャル空間での活用と技術開発をさらに進めて、最先端のソリューションをお客様や地域社会にお届けいたします。
弊社の使命のひとつは、グローバルレベルで見た、高度な位置情報技術の導入です。世界から注目を集めるユースケースや新しい技術を開発して、積極的に海外との交流を深めたいと思っています。そして、皆さまにもっと「面白い!」と思っていただける会社を目指してまいります。
今後とも、格別のご愛顧ならびにご支援賜りますよう心よりお願い申し上げます。

 

2023年1月4日

Pacific Spatial Solutions株式会社

今木 洋大


CARTO UPDATE 2022

CARTO 3ついにデビュー!

待望の新バージョン、CARTO ver.3 (カートスリーと呼んでください)をご紹介できる日がやってまいりました。

これまでの美しいビジュアライゼーションと強力な空間解析機能はそのままに、ワンタッチで外部のデータウェアハウス(BigQuery、Snowflake、Databricks、Redshift)にアクセス。ビッグデータとの親和性が極まっています。
さらに、皆様からのご要望が多かったベクタータイルやGoogleマップ連携を基本機能に加え、マッピングツールとしての最高の使い心地を備えながら、基幹業務システムのバックエンドとしても使える堅牢さも兼ね備えた、唯一無二の存在となりました。さらに、皆様からのご要望が多かったベクタータイルやGoogleマップ連携を基本機能に加え、マッピングツールとして最高の使い心地を備えながら、基幹業務システムのバックエンドとしても使える堅牢さも兼ね備えた、唯一無二の存在となりました。

● 強力な空間解析機能と美しいビジュアライズ
● ワンタッチでビッグデータにアクセス
● ベクタータイルとGoogleマップの背景図を統合
● 基幹業務を支える堅牢性
● ブラウザから全機能を利用可能

CARTO UPDATE 2022は盛況のうちに終了いたしました。


弊社がMS&ADに協力している取り組みについて、日経新聞に取り上げていただきました。

交通事故リスク、発生データ頼らず予測 MS&ADが地図

MS&ADインシュアランスグループホールディングスは年内に自動車事故の発生リスクを予測する危険度マップを開発する。都市開発で新たにできた道路や人流が大きく変化した交差点など事故が発生していない場所でも人工知能(AI)を使って発生率を予測できるようにする。主に市町村に提供する「地図リポート」を通じて、小学校の通学路や人混みの中の危険度をきめ細かく警告する。AIを使った危険度マップはMS&ADインターリスク総研が開発する。地理情報システム(GIS)を手がけるPacific Spatial Solutions(東京・千代田区)の技術を活用する。三井住友海上火災保険の販売網を通じて2023年度までに80自治体との契約を計画している。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB142Z60U2A410C2000000/


PSS主催により開催した FME World Tour 2022 in Tokyo は盛況のうちに終了いたしました。

FMEに関心をお寄せくださったすべての皆様に厚く御礼申し上げます。

デジタルツインとFME – 3Dデータ変換へのFMEの活用と課題 –

開催日 : 2022年5月13日(金曜日)
会場 : 東京国際フォーラム ホールD5


TOKYO OASIS 今年もPSSが参画しているアプリが注目!

tokyooasis

日経新聞(2021/7/29版)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC297Q10Z20C21A7000000/
に掲載されました!

昨年に引き続き、民間団体Green Tokyo 研究会(東京・千代田)が、東京の大手町・丸の内・有楽町(大丸有)地区で昨年に続き社会実験を行っている、「TOKYO OASIS」

Green Tokyo研究会に参画し、ウェブページ「TOKYO OASIS」上でさまざまな「快適」を検索、案内するサービスのコア技術をPSSが提供しています。

日陰ルート、夏でも快適に移動できるルート、時間帯ごとの日陰の変化や地区内に約700基あるベンチなど座れる場所を検索、ルートは日陰だけでなく「最短」や冷房で冷えた体をほぐせる「日なた」の検索など、様々なメニューを用意。9月中旬までの限定で30分後の降雨予測も確認可能になっています。8月上旬には地区内の街路樹の場所なども表示できるよう準備を進めています。

快適とは何か、を考えるための新ツールを開発することで、都市における快適とは何か、また、「快適な」情報発信に一役立てればと思っております。

9月中旬まで利用者にアンケートをとるなどして地区の魅力向上や持続的なまちづくりにつなげるよう、アンケートサイトも用意しています。

みなさん、是非お出かけいただき、弊社アプリを使っていただければと思います。


Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)に貢献

plateau_logo_vertical (2)
Project PLATEAU は、国土交通省が進める 3D都市モデルの整備・活用・オープンデータ化のリーディングプロジェクトです。
都市活動のプラットフォームデータとして 3D都市モデルを整備し、オープンデータとして公開しています。
Project PLATEAU の可視化環境である「plateauview.jp」の整備、そこで表示される、全ての3Dデータと2Dデータの変換、CityGML(シティ ジーエムエル)作成を担当している各社への技術サポート等を、PSSが行っています。
3D可視化プラットフォームである「cesium(セジウム)」の開発技術だけでなく、CityGMLをはじめとする各種データフォーマットへの深い理解、それらを扱うためのソフトウェア基盤である「FME(エフエムイー)」に関しても、世界トップレベルの知識を持つことが、Project PLATEAU への大きな貢献につながっています。
plateauview

自治体、民間が3Dプロジェクトに取り組む際のサポートを提供

Project PLATEAU のシステムとデータの全てを知り尽くすPSSだからこそ、提供できるサポートがあります。これから3Dに乗り出されようとされている皆さまには、最初のプランニングからお手伝いいたします。そして、既に3Dの取り組みを進められていて、さらに成長させたいとお考えの皆さまには、各段階で必要なサポートをご提供いたします。

Pacific Spatial Solutions で扱っている主な製品とサービス

位置情報プラットフォーム

CARTOは、位置情報を集約し、視覚化、解析、共有を通して、ビジネスインテリジェンスを生み出すプラットフォームです。

世界最強のデータ変換エンジン

FMEは、あらゆるデータと結合し、お望みのデータ構造・内容に変換・統合するとともに、そのワークフローを自動化するためのソフトウェアです。

オフライン地図アプリ

ネットワーク接続がない山、海、海外旅行など、あらゆる場面で地図が活用できる、US Armyも採用するスマートフォン用オフライン地図アプリです。

クラウド直結プラットフォーム

1人でも1000人でも。現場で、アウトドアで活躍する情報収集プラットフォームです。リアルタイムで収集したデータが共有できます。

GPS電波の届かない屋内位置測位

地磁気を使った屋内測位アプリ開発のためのSDKです。地下街、ショッピングモールなど、GPSが利用できない環境で位置情報を収集できます。

GISデータで高品質地図を作成

Adobe IllustratorをGISソフトのように使って、プロフェッショナルな地図作成を支援します。印刷用だけでなく、Avenza Mapsで利用できる地図も作成できます。

Adobe Photoshopで地図作成

Adobe PhotoshopをGISソフトのように使って、衛星画像や航空写真を使った地図作成を支援します。Avenza Maps用の地図も手軽に作成できます。

狩ingマップ

「狩ingマップ」は、罠および銃器による狩猟及び有害鳥獣駆除、指定管理捕獲等事業に従事する方のためのサポートのアプリです。

Opendatasoft

データカタログサービスをヨーロッパ、北米を中心に展開するデータカタログの新潮流 Opendatasoft の代理店として、正式な日本パートナーになりました。