Fusedは、Pythonベースのユーザー定義関数(UDF)を用いて、空間データの処理・変換・可視化・アプリ構築・共有までをサーバーレスで完結できる、次世代の地理空間分析ツールです。」ユーザー定義関数(UDF)とは、Pythonなどのコードでデータ処理ロジックを定義し、それをワークフロー内で繰り返し利用できる機能です。
データ、分析モデル、ツール、チームにまたがる複雑な課題を解消し、データサイエンティストが自律的に成果を出せる環境を提供します。
データ、分析手順、利用ツール、組織内の役割をまたぐ煩雑な連携課題を解消し、データサイエンティストが主体的に分析から成果創出まで進められる環境を提供します。
Fusedが解決する4つの課題
項目 | 課題 | Fusedでの解決 |
データ | サイズ・複雑さ・断片化・アクセス性の低さ | 多様な形式に対応し、S3 / Azure / GCS など主要なプラットフォームから直接取り込み可能 |
分析手順 | 分析ロジック・分析モデルの管理・アクセスの煩雑さ | Pythonで記述し、バージョン管理や共有も簡単 |
ツール | ツールが多く、ワークフローが断片化 | 一貫したUIと処理環境で完結。中間ファイル不要 |
チーム | エンジニア依存の開発体制 | サーバレスで、データサイエンティストが自走可能 |
主な特長
①柔軟で扱いやすいユーザー体験
- PythonのみでUDFや地理空間アプリケーションを作成・共有可能
- SQLのような厳格な構文は不要。直感的に扱える柔軟な記述
- 実行結果を即座にマップ上で可視化 → デバッグや微調整が容易
- 中間データ管理やインフラ構築の必要がないサーバーレス環境
- ラスター/ベクターを含む多様な空間データ形式に対応
- キャッシュ機能で分析の反復作業も効率化
②データの取り込みが簡単。クラウドストレージとの連携もスムーズ
- S3、Azure Blob Storage、Google Cloud Storage など主要クラウドから直接データをインポート可能
- OvertureMap、Source Cooperative、OpenStreet Mapなど100以上のデータセットやプラットフォームと連携
- ファイルブラウザ形式でデータを直感的にアップロード・管理
③大規模・リアルタイムデータの快適な処理
- 数十GB、数兆ポイント規模のデータも高速に処理
- 人流データや衛星画像など、ストリーミングデータにもリアルタイム対応
- マップ上での軽快な描画や可視化により、ダッシュボード用途にも最適
④分析からアプリ構築まで完結。アプリをその場で公開
- 作成したUDFを元に、Fused上でアプリケーションをそのまま構築可能
- アプリはワンクリックでWeb公開。社内共有や外部向けレポートにも対応
- コードからアプリケーションへの移行がシームレス
⑤高い共有性と再利用性
- UDFや結果は以下の形式で簡単に共有可能:
– HTTPエンドポイント
– CURL
– Python
– Google Sheets
– DuckDB - 他ユーザーが公開したUDFをテンプレートとして活用し、効率的な分析フローを構築可能
次世代のクラウドネイティブな地理空間ツールFusedを使って、これまでにないスケールとスピードで空間データを活用を提案いたします。
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