PSS マガジン vol.9

お世話になっております。新年度も位置情報技術盛りだくさんの内容でお届けします!


FME World Tour 2020 in Tokyo 開催中止
https://pacificspatial.com/fmewt/

新型コロナウィルスの世界的な感染拡大に伴い、世界各地のパートナー主催によって3月から5月の間に開催が予定されていたFME World Tour 2020は中止、大幅な延期、あるいはバーチャルイベントへの変更を余儀なくされています。
弊社主催により5月14日開催予定のFME World Tour 2020 in Tokyoについても情勢に応じて判断することとしていましたが、開催日までの残り期間が1カ月未満となった今なお、好転、収束するという明確な見通しが立てられないため、残念ながら中止することといたしました。
参加を予定されていた皆様、ユーザープレゼンテーションを用意してくださっていた皆様には大変申し訳ありませんが、事情ご賢察のうえご理解賜りますよう、お願い申し上げます。


CARTOの新型コロナウィルス対策への支援
https://carto.com/blog/carto-free-for-fight-against-coronavirus/

CARTOでは、新型コロナウィルスへの対策支援として、ソフトウェアの無償提供の助成を行っています。すでに100を超える団体(個人)が承認され、活発に活動しています。成果の一部はCARTOのBlogに掲載されていますので是非ご活用ください。 https://carto.com/blog/carto-free-for-fight-against-coronavirus/
もし、CARTOの可視化が活動に役立ちそうでしたら、申請ページ( https://carto.com/grants/ )から申し込みをお願いします。2営業日以内に審査結果をお伝えし、必要な方には可視化のお手伝いを差し上げます。


GIS Cloud、新型コロナウイルス対策クラウドソーシングアプリケーション無償提供

クロアチアのザグレブに本社を置くGIS Cloudは、新型コロナウイルス対策に位置情報を利用したい自治体や保健当局に対し、新型コロナウイルス感染者情報を位置情報を含め収集できるクラウドソーシングアプリケーションを無償で提供しています。 https://stopcorona.app/
このアプリケーションを通して集められた情報は、利用を申し出た自治体や保健当局のみがアクセスでき、個人情報は保護されます。情報を安全にしかもコストをかけずに効率的に収集したい担当者の方は、是非ご連絡下さい。アプリケーションは日本語で利用できます。


新型コロナウイルスとオープンデータ

opendatasoftの本社があるフランスを含む西ヨーロッパも、新型コロナウイルスの影響を受け、多くの感染者が出ています。このような状況下では、最新の正しいデータを共有することが重要な課題となります。opendatasoftを利用しているスペインのカスティーリャ・イ・レオン自治州は、Covid-19ダッシュボードを作成し、正しい情報をわかりやすく提供しています。 https://analisis.datosabiertos.jcyl.es/pages/coronavirus/#situacin-actual
パリを中心としたイル=ド=フランス地域圏では、開店している薬局の地図をopendatasoftを利用して提供しています。 https://www.iledefrance.fr/pratique-la-carte-des-pharmacies-dile-de-france
そのほか、データを活用し、新型コロナウイルス対策をしている例は、 https://www.opendatasoft.com/blog/why-data-sharing-matters-in-times-of-crisis でご覧いただけます。

opendatasoft

Avenza Maps 3.9 リリース

Avenza Mapsで、what3words( https://what3words.com/ )が利用できるようになりました。3つの単語を組み合わせて、世界中どこでも3メートルの範囲内で位置を共有できる座標システムは、最近では冬山で遭難した人が、遭難場所を知らせるために利用し、注目を浴びました。 https://www.cnn.com/travel/article/ben-nevis-tourists-rescue-what3words-trnd/index.html
住所で指定できない山の中や、緯度経度では話が通じにくい時には、「はしった・てぬぐい・かえた」で位置情報を交換してみませんか?日本中どこでも3メートルの精度で位置情報をやり取りできます。その他、GPXファイルインポート、新しいライセンス管理、移動方向に合わせた地図回転などの機能も追加されました。皆さんもぜひAvenza Mapsをお試しください。

図1
図2

FME 2020.0 リリース
https://www.safe.com/support/downloads/

FMEの最新バージョンFME 2020.0がリリースされました。
FME 2020ではサポートするフォーマットの追加をはじめ、さまざまな機能拡充、改良が行われています。
主な新機能については次のページをご参照ください。
https://www.safe.com/blog/2020/03/top-5-trends-fme-2020-0/
FME製品版ライセンスをお持ちで年間保守を継続している方、および、評価版やホームユースライセンスなどでFMEを利用している方は、Safe Software ウェブサイトのダウンロードページから最新版のインストーラーをダウンロードしてアップグレードできます。


GIS Cloud Publisher for QGIS正式リリース
https://www.giscloud.com/apps/gis-cloud-publisher-for-qgis/

QGISで作成した地図をそのままクラウド環境で公開・活用できる、GIS CloudのQGISプラグインが正式にリリースされました。GIS Cloudのアカウントをお持ちの方は、今すぐ無償でこのプラグインをご利用いただけます。
これまでQGISを利用していて、是非ウェブ上でQGISの地図を活用したいとお考えの方は、これを機にぜひ、GIS Cloudでトライアルアカウントを開設し、GIS Cloud Publisherをお試しください。


CARTO無料アカウントのお知らせ 
https://carto.com/

CARTOの実力を十分に試していただくため、12ヵ月の無料アカウントの発行を受け付けています。
CARTOのホームページ( https://carto.com/ )にアクセスして、ページ右上の「Try for free」ボタンをクリックして進んでください。
メールアドレスとログイン用のユーザ名、パスワードを設定するだけで無料アカウントが発行されます。150MBのディスクスペース、APIキー等、ほぼすべての機能をお試しいただけます。