PSS マガジン vol.7

こんにちは。いつも大変お世話になっております。

2019年最後の12月号も盛りだくさんの内容でお届けします!


FME World Tour 2020 東京 会場決定 & ユーザープレゼンテーション募集中
https://pacificspatial.com/fmewt/

FME World Tour 2020 東京(Safe Software公認のFMEユーザーカンファレンス)の会場を次のとおり決定しました。
日時: 2020年5月14日(木) 10:00〜16:00 会場: 東京国際フォーラム ホールD1
当日はFMEに関する最新情報をお伝えするほか、FMEユーザーの皆様によるプレゼンテーション(事例発表)を予定しています。ユーザープレゼンテーションは引き続き募集中です。ふるってのご応募をお待ちしております!


FMEサポートサイト開設
https://fmesupport.com/

弊社におけるFMEユーザーサポート体制強化の一環として、このたびFMEサポート専用のウェブサイトを開設しました。
これまでも弊社ウェブサイトでFMEユーザーサポートに関する内容を掲載していましたが、今後は新サイトに一本化するとともに、随時記事を追加・更新できる構成とすることにより、段階的に内容を充実させていく方針です。サポートサイトに関するご意見やご要望については、弊社共通のお問い合わせフォームまたはメールでお知らせください。


SalesforceユーザーのためのCARTO
https://carto.com/solutions/salesforce-einstein-analytics/

Einstein Analyticsは、Salesforce社が開発する、AIを活用した顧客管理データのビジネスインテリジェンスプラットフォームです。これまでSalesforceに蓄えられてきた顧客データに加え、外部のデータも取り込み、独自のデータを強化し、インサイトを導き出せます。AIの活用で、ビジネス上の複雑な問題をシンプルに解析し、次へのアクションへと結び付けられます。CARTO社は、このEinstein AnalyticsにCARTOのロケーションインテリジェンスを持ち込みました。顧客情報を地図上に展開し、次のビジネスアクションへと結び付けるためのソリューションの誕生です。Einstein Analytics上で地図活用をお考えの方は、弊社までご連絡下さい。


GIS Cloud クラウドソーシングの勧め(イタリア マントヴァの事例)

GIS Cloudの強みの一つに、スマートフォンやタブレットで使用できるデータ収集用のフォームが簡単に作れて、データベースの準備もすることなく、すぐに調査を開始できる手軽さがあります。でも、これはあくまでも調査員が限定されている場合の話でした。今回ご紹介するクラウドソーシングの機能は、不特定多数のユーザーに情報提供を呼びかける際に役立ちます。
イタリアのマントヴァにはUNESCOの世界文化遺産に登録されている歴史的市街地がありますが、近年その劣化が課題となっていました。そこで、マントヴァ市では、再生が必要な場所の特定とモニタリングを実施するため、市民からの情報収集を行うためにクラウドソーシングの機能を使ったサイトを立ち上げました(https://mantovasirigenera.giscloud.com/)。

クラウドソーシング用画面(マップ)

GISCloud_image_1

クラウドソーシング用画面(アンケート入力フォーム)

GISCloud_image_2

画面左側の凡例から表示したい情報レイヤを選択できるほか、地域ごとにユーザー(市民)がアンケートに回答したり、写真を投稿できるようになっています。
GIS Cloudのチームの助けを得ながら、このサイトはほんの数日で作られ、データの収集がはじまりました。市の職員はクラウドソーシングのデータ選別(採用・不採用の判断)の機能を使って、適切な投稿のみをサイトで表示し、協力した市民もまたその成果を見ることができます。詳細はGIS Cloudのレポートをご覧ください(英文:https://www.giscloud.com/blog/using-crowdsourcing-to-restore-the-historical-city-center-of-mantova-italy-case-study/)。


FME 2019.2.1 リリース
https://www.safe.com/support/downloads/

FME製品版ライセンスをお持ちで年間保守を継続している方、および、評価版やホームユースライセンスなどでFMEを利用している方は、Safe Softwareウェブサイトのダウンロードページから最新版のインストーラーをダウンロードしてアップグレードできます。FMEは常に進化を続けており、年1回メジャーバージョンアップがあるほか、不定期に小規模な機能追加・改良やバグ修正を行うためのバージョンアップが行われます。特別な理由がない限りは、できるだけ新しいバージョンをご利用になることをお勧めします。


Avenza Maps 3.8 リリース
https://support.avenzamaps.com/hc/en-us/articles/360036149991-Beta-Features-to-Test

Avenza Maps 3.8 が12月17日にリリースされました。今回のバージョンアップでは、以下の新機能が追加されました。
- マップストアの全面改装
- ルートナビゲーション(道案内機能)
- 地図方位の固定機能
- より柔軟なデータエクスポートオプション(Android向け)
特にマップストアの全面改装は、今回のアップデートの目玉です。地図カテゴリーの見直しや検索の方法など、使いやすさを徹底的に追求しています。地図画面上で、地図の範囲や地図のサムネイルなどを確認できるため、素早く目的の地図を探し出せるようになっています。是非のバージョンアップして、最新の機能をお試しください!


Geographic Imager 6.1 リリース

2019年12月17日に、Geographic Imager (GI)の最新バージョン6.1がリリースされます。今回のアップデートの主な内容は、
- Photoshop 2020 との互換性
- データベースからのベクターライン、ポイント、テキストのインポート機能の改善
- モザイクレイヤの取り扱いを改善
- マイナーなバグの修正
等です。

GI 6.1は、12月17日以降に、以下のリンクからインストーラをダウンロードできるようになります。
Mac: http://download.avenza.com/Downloads/GeographicImager/6.1/GI61mac.dmg
PC:  http://download.avenza.com/Downloads/GeographicImager/6.1/GI61win.zip