PSS マガジン vol.3

こんにちは。いつも、大変お世話になっております。
Pacific Spatial Solutions株式会社(PSS)の今木です。

5月から始めたPSSマガジンも第3号となりました。今月もたくさんのアップデート情報がありますので、ぜひご覧ください。


【★直前情報】地図作成を仕事にする方集合!Avenza Systems Inc. CEO Ted Florence氏来日 
https://pacificspatial.com/icc/

715日から20日に東京都江東区青海で開催される国際地図学会議(International Cartographic Conference)に合わせ、Avenza MapsMAPublisherGeographic Imagerを開発、販売するAvenza Systems Inc.Ted Florence氏と彼のチームが来日しています。イベント期間内は、15番ブースでAvenza社の製品のデモや説明を行いますので、ぜひご来場ください。


【★1FME 2019.1 リリース
https://pacificspatial.com/fme/

FMEの最新バージョンFME 2019.1がリリースされました。
サポートするデータフォーマットとして、Mapbox Vector Tiles (MVT) が追加されたことが注目されます。今回のリリースではReader(読込)のみが利用可能ですが、近い将来、Writer(出力)の追加も予定されています。
また、Esri Shapefile Reader/Writerについて、FME 2020に向けて性能の大幅な向上のための開発が進められており、FME 2019.1ではその技術評価版(Tech Preview)をお試しいただけます。
FME Server 2019.1では、ワークスペースに基づくカスタマイズ可能なウェブアプリケーションの作成機能(FME Server Apps)の追加、2019.0で導入されたAutomations機能の改良などが行われ、これまで以上に使いやすくなっています。
その他、FME WorkbenchやFME Serverウェブインターフェースの改良なども行われています。詳細については次のブログ記事をご参照ください。

What’s New in FME 2019.1
https://www.safe.com/blog/2019/07/whats-new-fme-2019-1/

年間保守を継続している製品版ユーザーの皆様、および、評価版ライセンスで試用してくださっている皆様は、次のウェブページからインストーラーをダウンロードしてアップグレードできます。

FME Downloads
https://www.safe.com/support/support-resources/fme-downloads/

なお、FME Desktop (Windows版) は、同一のパソコンに複数のバージョンをインストールすることができます。現在お使いのFME 2019.0以前のバージョンも引き続きご利用になる場合は、FME Desktop 2019.1インストーラーの "Destination Folder" 画面で、これまでのバージョンと別のインストール先フォルダーを指定してください。

FME_201901

【★2】データカタログサービス、opendatasoftの日本向けサービス開始  
https://pacificspatial.com/opendatasoft/

PSSは、今月から、データカタログサービスをヨーロッパ、北米を中心に展開するopendatasoft社(https://www.opendatasoft.com)の正式な日本パートナーになりました。強力な検索機能、洗練されたUI・地図表示、IoTデータにも対応できるスケーラビリティ、柔軟なカスタマイズ機能で独自のデータカタログとデータダッシュボードをすぐに立ち上げることができます。IoTGPSデータ、公共機関のオープンデータ、企業内のプライベートデータなど、それぞれの利用ケースに合わせて運用可能です。すべてのデータにはAPIが自動的につきます。是非一度opendatasoftのデモをご覧ください。ご興味のある方は、support@pacificspatial.com までご連絡ください。

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【★3GIS Cloud MDC日本語化完了 
https://pacificspatial.com/gis-cloud/

GIS Cloudのモバイルデータコレクション(MDC)の日本語化が完了しました。今後インストールされる方は、自動的に日本語のUIが表示されますが、すでにお使いの方は、弊社ウェブサイトの手順に従って、日本語への切り替えをお願いします。 

GIS Cloud    MDCの日本語化

1.設定画面(Settings)を開きます 

gis_cloud_1

地図画面から

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フォーム画面から

2.言語設定ボタン(Choose a language)タブ 

プルダウンから「日本語」を選択

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3.完了

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【★4GIS CloudArcMapとの連携機能 
https://pacificspatial.com/gis-cloud/

ESRI社のクラウドソリューションにはArcGIS Onlineがありますが、GIS Cloudが提供する無料のエクステンション「Publisher For ArcMap」を使えば、ArcMapで作成したマップのレイヤを指定して、GIS Cloudにアップロードすることができます。MDCを使ったデータ収集のベースマップやデータ収集用テーブルを使い慣れたArcMapで作成することができます。エクステンションはGis Cloudからリンクのサイト(https://www.giscloud.com/apps/publisher-for-arcmap)より入手できますので、お試しください。 


【★5】教育機関向けCARTO。教育用無償アカウント提供開始 
https://pacificspatial.com/carto/

位置データ視覚化及びビジネスプラットフォームのCARTOは、20197月から、教育機関向けに無償アカウントの提供を開始しました。ドラッグアンドドロップだけで、すばやく位置データを地図に展開できるCARTOは、特にこれまで位置データを使ったことがない、文系の教員と学生の皆さんにおすすめです。もちろん、豊富なライブラリとAPIを使って本格的な位置情報アプリケーションを作りたいシステムエンジニア専攻Jupyter Notebookを使う位置データサイエンティストには最強のツールです。ご興味のある方は、support@pacificspatial.com までご連絡ください。